多汗症、それはサイレントハンディキャップとも言われるほど、患者自身が告白しようとしない病気です。
なぜなら症状を他人に打ち明けること自体に羞恥心を感じたり、相手に嫌われるかもという恐怖心があるからです。
日常生活では多汗症患者に滅多に出会わない
私自身多汗症患者ではありますが、自分以外の多汗症患者に出くわしたことはありません。
会話から、「あの人もしかして」という人はいても、「私も多汗症です」という人には会ったことはありません。
そもそも多汗症患者はどれくらいいるのでしょうか?
「【ただの汗かきではない】多汗症ってどんな病気?」でも紹介していますが、全国民のうち5%以上いると言われています。
約20人に1人の割合であり、比較的身近な存在であると分かります。
なのに日常生活では出会わない。なぜか。
多汗症患者はみな隠すからです。
もしあなたも多汗症ならば共感されると思います。
悩み相談や情報収集ができる人がいない
日常生活に多汗症患者がいないと、悩み相談や情報収集が満足にできないという状況が生まれます。
この状況が非常にまずいことは言うまでもありません。
もし身近に同じ多汗症の友達がいたらどうでしょうか。
愚痴を言い合ったり、それを慰めあったり、「こんな薬あるらしいよ」「この汗対策とてもいいよ」と情報交換したりできます。
日常だとそんなことさえ困難なのが現在です。
なぜなら日常生活で多汗症仲間を見つけるのが困難だから。
ネット・匿名のTwitterに患者は集まる
では多汗症の仲間はどこにいるのでしょうか。
それはインターネットの中、もっと言うとTwitterです。
顔を出すことなく、匿名でコミュニケーションをとれるというTwitterの特徴のおかげで、多汗症患者が居場所を見つけられています。
Twitterには予想以上に多汗症の人たちがいます。
そして愚痴をつぶやくと共感してくれますし、悩みをつぶやくと対策を教えてくれます。
こんなすてきな場所があるでしょうか。
私のTwitterアカウントは多汗症の方のみフォローしているので、そこからのぞいてみてください。
Twitterをやっていない人は、これを機にTwitterを始めてみてはいかがでしょうか。
きっと心が軽くなります。
最後に
Twitterという場所には、これまで見たことないほど多くの多汗症の人たちがいます。
ですがTwitter以外にも、なんとブロガーの方やYouTuberもいます。
こちらの記事でまとめているので興味のある方は見てみてください。

日常にいないならネット社会で多汗症の仲間を見つけちゃいましょう。
それでは今回はこの辺で。