多汗症、それはできれば人に気づかれたくない病気。
症状がバレたら、嫌われるかもしれない、避けられるかもしれない、友達が離れていくかもしれない、そんな恐怖がある病気です。
しかし多汗症患者がその症状を隠していると、多汗症について誰も理解してくれません。
そんな歯がゆい状況の中、必死に多汗症と戦っている人たちがたくさんいます。
こんなにたくさんいるとは…
彼らはSNSやブログ、YouTube、学会、クラウドファンディング、アパレルブランドまで、様々な媒体を通して多汗症と戦っています。
戦っているとはどういうことか。
彼らの活動は多岐にわたり、ブログで症状や治療経過をシェアしてくれたり、SNSで役立つ情報を発信してくれたり、クラウドファンディングで多汗症をしてもらうためのビデオや、多汗症患者のためのアパレルブランドを作ったりしています。
そう、彼らは自ら勇気を出して多汗症を告白し、多汗症のために活動してくれています。
今回はそんな多汗症のヒーローたちを順にご紹介していきたいと思います。
目次
モリヤナオさん
彼女は「athe(アッセ)」というアパレルブランドを立ち上げ、多汗症の方でもおしゃれができるような機能性に富んだ製品を製作しています。
足汗で靴下が必須だったり、靴がすぐ臭くなったり、汗染みが気になってグレーを選べなかったり、多汗症は自由であるべきファッションに制限をかけてしまいます。
多汗症の方々がファッションを100%楽しめるブランドにしてくれるはずです。
また多汗症の方々とのオフ会なども企画されていて、先日のBBQの写真はとても楽しそうでした。
皆さま本当に今日は暑い中、ご参加頂きありがとうございました🌻🌈 初のオフ会主催、良き夏の思い出になりました!#多汗症 #患者オフ会 pic.twitter.com/SOc3ks6LsF
— nao moriya | athe (@nao_athe) August 4, 2019
noteも更新されているのでチェックしてみてください。
ちなみに一度お会いしたことがありますが、可愛いです。
ほんまこうきさん
代償性発汗や多汗症の認知を広めるドキュメンタリー映像を制作。
▼多汗症ドキュメンタリー『Voice〜伝える先に見えるもの〜』
多汗症治療のETS手術のせいで発症する代償性発汗。
この動画の主人公であるmo.ka(もか)さんは多汗症と闘うアーティストです。
綺麗な歌声と彼女自身のバックグラウンドから作り出される音楽は元気をもらえるのではないでしょうか。
ほんまこうきさんはこの他にも、ライブ配信「多汗症ミッドナイト」というおもしろい企画もやられています。
今後の活動にも目が離せません。
しゃけ先生さん
ブログ「多汗症治療の情報局」を運営されています。
情報局という名前通り、たくさんの多汗症に関する情報が詰まったブログです。
とても綺麗にまとめられているので、何か知りたくなったらぜひ訪れてみてください。
アセアセの実さん
ブログ「手汗改善.net」を運営されています。
手汗だけでなく多汗症に関する記事も。
また顔出しYouTuber「アセアセの実」として活動されていて、症状や治療まで様々な動画をアップされています。
私たちも勇気をもらえますが、ぜひ多汗症認知に繋がっていってほしいですね。
まるとんさん
ブログ「まるとんのブログ」を運営されています。
特筆すべきは、ETS手術、その後遺症である代償性発汗、それを治すためのリバーサル手術のことが書かれていることです。
多汗症治療であるETS手術をお考えの方は、1度まるとんさんのブログを読むことをおすすめします。
さやかさん
ブログ「汗だくライブラリー」を運営されています。
汗や臭いにフォーカスした記事が書かれていて、とても有益な内容になっています。
臭いに悩む女性は特に味方になるのでないでしょうか。
アイコンが可愛いです。
よーしょーさん
ブログ「多汗症のためのブログ」を運営されています。
多汗症全般をカバーした内容になっていて、とても役に立つブログです。
情報が欲しくなったら訪れてみてはいかがでしょうか。
バッキーさん
ブログ「ETS手術とリバーサル手術」を運営されています。
2019年4月にETS手術を受けたものの、代償性発汗や自律神経失調症などの後遺症が発生したため2019年10月にリバーサル手術を受けることを決意されたという。
ETS手術を受けたばかりの体調の変化を綴ってくれるということで、手術をお考えの方は読んでみてはいかがでしょうか。
アセトさん
ブログ「アセクラ」を運営されています。
多汗症だけでなく神経やストレスという観点からの記事もあるので、元気をもらえる方もいるのではないでしょうか?
Fさん
イオントフォレーシスをお考えの方にはまずFさんのTwitterモーメントを見ることをおすすめします。
▼FさんのTwitterモーメント
多汗症治療まとめ
とても綺麗にまとめられていて有益です。
バタコさん
ブログ「子供のニオイの悩みスッキリ解決ブログ」を運営されています。
ご自身も多汗の症状があるようですが、メインはお子さんのニオイ対策。
他にもワイシャツの黄ばみネタなど、主婦目線で記事が書かれています。
子どもをいる方は特に参考になること間違いなしです。
紅さん
ブログ「紅の全身性多汗症ブログ」を運営されています。
多汗症の方に役立つアイテムの紹介や、外服薬であるオドレミンのレビューなどが書かれているので一見の価値ありです。
おさりさん
ブログ「汗の研究所」を運営されています。
手掌多汗症とワキガに、小学校の頃からずっと悩まされてきました。
元化粧品メーカーで医薬部外品の制汗剤・デオドラント製品の商品開発をしていたので、このブログでは主に「制汗剤」の解析や、他にも有効な「汗の対策方法」をご提供します。
とあるように、とくに制汗剤について詳細に記事にされています。
女性の目線で書かれているので、ニオイというデリケートな問題への解決策も見つかるかもしれません。
USAGI46さん
ブログ「ダーマドライ(Dermadry)の治療で手掌多汗症を治療克服するブログ」を運営されています。
内容は多汗症治療の1つであるイオントフォレーシスの家庭用治療機器「ダーマドライ(Dermadry)」を使った治療について。
イオントフォレーシスについて興味のある方はぜひ読んでみてください。
まるこさん
ブログ「まるこの多汗症ブログ」を運営されています。
多汗症全般に書かれていること、Twitterによると25歳女性ということで、元気をもらえる方も多いと思います。
戦汗やまとさん
noteにて毎日投稿されています。
内容は、”日記”から”考え”、”何かの感想”まで様々なことが書かれています。
彼の生活や葛藤まで見え、人間臭さで溢れているのでぜひのぞいてみてください。
ハニさん
ブログなどをやられているわけではないですが、Twitterにてイオントフォレーシスの治療経過について詳細にシェアされています。
電流値、時間、その効果について観察されています。
個人差はありますが、自身の設定値と比較できるかと思います。
ゆーすけさん
ブログ「脇汗抑えたい人が読むブログ」を運営されています。
ブログ名通り、脇汗に悩む方はもちろんですが、脇汗以外の記事もあるのでぜひ一度見てみてください。
多汗症は生きづらいさん
ブログ「誰も僕を見つけてくれない」を運営されています。
ネガティブな視点からの記事は共感ポイントが多く、あなたが多汗症でつらくなったときの拠り所になるかもしれません。
がちデオさん
ブログ「働く女性のための「におわせない」脇汗対策サイト」を運営されています。
ブログ名通り、脇汗に悩む女性をターゲットにした内容になっています。
脇の臭いに悩む方は参考になるのではないでしょうか。
汗かき子さん
ブログ「多汗症と戦う女の日記」、YouTubeチャンネル「asega tomaranai」を運営されています。
更新頻度は高くないですが、文字と動画で世の中にアウトプットしてくれています。
MAKAさん
YouTuber「MAKA日記」として活動されています。
多汗症ネタばかりというわけではないですが、彼女の自分の人生を生きる様は勇気がもらえるという方もいるのではないでしょうか。
なーまんさん
ブログ「TEASEs 日本手汗協会【JPSA】」を運営されています。
主に「食生活で手汗改善」というテーマで記事を書かれています。
食生活と多汗症、はたして関係はあるのか、多汗症に良い食べ物はあるのか、気になるところです。
マコトさん
ブログ「もう手汗で悩むのやめませんか?テサランを購入した理由。」を運営されています。
テサランという手汗用クリームに特化したブログになっているので、手汗に悩む方は参考になるかもしれません。
30代リーマンさん
ブログ「頭部多汗症の克服に挑んだ30代リーマンの歩み」を運営されています。
最近更新されていませんが、頭部多汗症の方は特に役に立つ内容になっているのではないでしょうか。
最後に
多汗症はサイレントハンディキャップと言われます。
サイレントハンディキャップとは、患者自身がその症状を打ち明けることなく隠れた状態のハンディキャップ。
多汗症を打ち明けることの恐怖や、そもそも世間一般にあまり理解されていないことから”サイレント”になってしまっています。
参考 多汗症はサイレント・ハンディキャップだということを知っていますか?手汗改善.netそんな現状(サイレント)を変えるべく、もしくは多汗症患者(ハンディキャップ)を救うべく、今日もヒーローたちは頑張っています。
僕も彼らに負けないように、発信していきたいと思います。
▼最近はYouTubeを始めてみたのでよかったら観てみてください。
では今回はこの辺で。